SHUZOくんの知恵袋

【第93回】終活に関する資格が多すぎて何を選べばいいかわからないです

【質問】

私は40代女性です。父の介護をきっかけに終活の勉強をはじめました。どうせならと終活に関する資格をとろうと思ったのですが、似たような名前の資格がたくさんあってよくわからなくなりました。どの資格をとるのがいいでしょうか。その資格を活かしてお仕事ができればと思っています。

【回答】

終活を学ぶことはとてもいいと思います。お父様のためにもなるでしょうし、ご自身が終活をする際にも大いに役立つと思います。そして、何かを学ぶ時に目標設定するというのはとても効率的ですので資格取得を目指すのも賛成です。モチベーションアップになりますし、その資格がお仕事に活かせるのであれば一石二鳥となりますね。

おっしゃるとおり終活に関する資格はたくさんあります。すべてが民間の資格となります。

終活カウンセラー/終活アドバイザー/終活ライフケアプランナー/相続アドバイザー/相続診断士/などたくさんありますね。最近は特に相続○○という資格が多く、その違いを理解するだけで一苦労です。

難易度は全体的に低めです。低い級の場合はテキストを購入してそこから問題が出るという場合が多く、その場合は勉強すればほぼ確実に合格することになります。この時点では費用もあまりかかりません。ただし、その後、協会が提供する有料講座に通って上級を目指すルートを推奨されると思います。ロードマップを示してくれるという意味では悪いことではないですが、その資格取得に安くないお金を投資することのコストパフォーマンスは検討した方がいいでしょう。というのも、この資格だけで独立開業してやっていくのは難しいだろうからです。あくまでも資格取得は、終活の勉強を効率化したり、モチベーションアップを図るためにあると考えたが方がいいです。そういう意味ではどの資格を選択するかに本質的な意義はなく、自分に相性がいいと思ったものを選べばいいと思います。

終活のセミナー講師などで活躍されている方もいらっしゃるようですが、それはすでにお持ちの資格とシナジー効果が生まれているというパターンが多いです。例えば、ファイナンシャルプランナーの方は、終活関連資格をとることで理解も深まるし、老後資金確保をテーマに活動するなど、活動領域も広がるのでおすすめです。

もしあなたが、終活や相続について本気で学んで仕事に活かしたいと思うのであれば、行政書士や社労士やFPといった公的資格を目指すというのも選択肢に入れてみるのもよいように思います。

(弁護士堤悦朗)

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