SHUZOくんの知恵袋

終活や相続の相談は、どのタイミングでどんな人にすればいいのでしょうか。

【質問】

私は60代ですが、積極的に終活をしていこうと考えています。まずは終活関連の書籍を購入して勉強していますが、一般論は理解できても、結局自分がどうすればいいのかというのはなかなかわからないですね。ことの性質上、なんとなく家族には相談しづらいし、友人知人に相談しても彼らのアドバイスが正しいのかわからないですし。専門家に相談すると言っても、お金もかかるでしょうし、弁護士さん、司法書士さん、税理士さんなど色々といらっしゃって、何をどのタイミングで相談したらいいのかわからなくなってきました。

【回答】

書籍で終活や相続の知識を仕入れるというのはとてもいいことですね。ただ、確かに自分に当てはまることなのかについて丁寧に教えてくれるわけではないので、誰かに相談したりアドバイスをもらうのがいいと思います。精神的な意味ではご家族に相談するのがいいと思います。私は、ご家族全体で終活することをおすすめしています。とはいえ、そうもいかない事情もあるでしょう。そんな時はやはり専門家に相談するのがいいです。

とりあえず終活というものがどういうものかを知りたいということであれば、銀行や証券会社などが主催しているセミナーに参加してみるのもいいですね。そこでファイナンシャルプランナーや保険代理店の方や士業の方がお話をしたりしますので、信用できそうであればそのセミナー講師の方々に声をかけて相談するというのもありますね。

遺言を書こうと思った場合は、弁護士や司法書士に相談するのがいいと思います。節税を考えるなら税理士さんに相談するのがいいです。資産運用については、誰を信用していいかというのは肩書では決まらないので、普段からそういうネットワークを構築しておくことが最適だと思います。誰かの売り込みに乗るのではなく、自分から声をかける方が良いです。

一番いいのは、一回だけ相談するのではなく、継続的・日常的に相談できる専門家を確保しておくことです。相談するだけであれば、1時間で数千円から1万円程度ですので、本を何冊か買うのと同じだと考えれば有意義な出費だと思います。まずは、自分と相性のよさそうな専門家を探しましょう。

(弁護士堤悦朗)

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